安藤ゼミナールでは、企業と経営戦略の経済学を学びます。まずは分析ツールとしてのゲーム理論を身につけた上で、学んだ内容を現実のビジネスに活かす観点から、ゼミ生の間での共同研究を積極的に行っています。
■ 2年生と3年生の合同で実施しているゼミでは、企業からの受託研究テーマに対して3グループに分かれて調査分析を行っています。本年度は、株式会社Payment Technoogyから「賃金のデジタル払いを普及させるための手法」についての依頼を受けています。
■ 3年生ゼミでは、テーマパークの料金設計について、ダイナミック・プライシングの活用という観点から、2グループに分かれて研究を行っています。
法政大学の附属中高から法政大学経済学部に進学し、東京大学大学院経済学研究科で2004年に博士号を取りました。大学教員としては、政策研究大学院大学の助教授や日本大学大学院総合科学研究科准教授などを経て、2018年より日本大学経済学部の教授になりました。専門分野は、契約理論、労働経済学、法と経済学です。 経済学部では労働経済論の講義を担当しています。
また経済学の知見をビジネスに活かす観点から、2023年3月にTune株式会社を設立し、その経営を行っています。この会社では、主に民間企業向けに、採用や人事制度、社員の教育訓練に関する調査研究やコンサルティング、また講演や研修を行っています。
そして社会の仕組み作りにも関心があります。具体的には、厚生労働省の労働政策審議会労働条件分科会に参加したり、経済産業省・資源エネルギー庁において、電力・ガスの小売自由化に関する市場設計に携わったりしています。
個人Website: munetomoando.net
Mail: ando.munetomo@nihon-u.ac.jp
Tune株式会社Website: tune-office.com